ビジネス事例一覧

1930年頃に地元の有志者が出資し、「山形県水族館」として建てられた加茂水族館（山形県）は、当初は好調だったが、1997年に隣県に水族館がオープンした影響などもあり、閉館の危機に直面。
起死回生を狙ってアシカショーやラッコショーを始めたり、魚だけでなくサルまで飼ったりしたもののすべて空振りで、いつの間にか、小さくて古い「地元からも見捨てられた水族館」というレッテルを貼られていた。
そんなときに、あるイベントで反応が良かった「クラゲ」に特化することを決意。
今では、50種類以上のクラゲを展示しているのは世界中探してもここだけ、というポジションを獲得し、人気水族館となっている。

以下の業務を実施。
　・現場担当者へのインタビュー
　・過去蓄積データからの要因分析
お客様への対応についてヒアリングをすると、メンバーの意識やノウハウは高いが、各個人の特性にあった担当企業の割り振りがされていないため、介在価値がうまく高められてないことが判明。また、お客様はその属性や採用担当者の方の特徴によってクラスタに分けることができ、それぞれで満足に至るヒントが異なることも判明。

→　最終的には、分類したクラスタそれぞれの特徴に適した現場担当者を担当させることができる仕組みを構築。

バイクや自転車の部品販売会社のカスタムジャパンにおいて、従来は中国や台湾のメーカーから2-3段階の商社、問屋を介して、自社に商品が入り、それを販売会社や修理工場に卸していた。
それを、中国や台湾のメーカーから直接仕入れるようにすることで、販売価格を10-20％下げることに成功。
カタログ販売も開始し、着実に自社の新しい商流を浸透させた。

従来は建機を売っていたのみだったが、今では、まずはドローンで現場の様子を撮影し立法的な3Dデータを作成。
その上で、顧客と最も効率の良い施工方法を検討。そして、設計図面を作り、そのデータを自社のICT建機に登録。
後は当該のICT建機で自動で作業を進める。
完了後も、再度ドローンを飛ばし、現場を測量してそのデータを維持・保守に活用。

つまり、建機売りから、現場工事全体を対象としたサービス提供者（ソリューション提供者）となっている。

実店舗をショールームと割り切り、売上は全てメーカーに渡すこととした。
その代わり、商品を展示するメーカーに消費者の反応をデータ化して渡すことでメーカーから代金を得ることとした。
実際、日本のコンビニの2倍程度の広さの店舗に150台程度のカメラを設置し、顧客がどの商品の前に立ち止まったか、触れたか、試したかを秒刻みで計測する。
店員も商品に対する顧客との会話を逐一顧客対応データベースに書き起こし登録する。

今まではゼネコンや工務店を相手に卸売りする事業を営んできたが、それをネットでユーザーにダイレクトに販売する事業に変更。
流通工程を簡素化するので安くできる。

小ロット生産に切り替え。
受注から納品までのスピードに特化した「世界最速工場」を目指すこととした。
そのため、工程ごとの分業を止め、1人が全工程を担当する多能工化を実施。

東京・赤坂に「ホンダイノベーションラボ東京」という研究拠点を設置（自動車会社は普通ローカルにある）。
外部の企業と連携する「出島」としての役割を持たせるつもり。

全機種をボーイング737に統一し、座席指定を廃止

洗髪、髭剃りをやめ、1000円の価格を実現（サービスアンバンドリング）。