ビジネス事例詳細


投稿日時:2019-09-02 01:02:41
成功事例

カテゴリー


業界共通 / トレンド / 社会 / 働き方改革

事例企業情報

業種


外食・中食産業

企業名


ロイヤルホールディングス

企業規模


大企業(売上1,000億円以上)

事例情報

背景


外食業界は深刻な人手不足。

事例内容


ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」にて、以下の働き方改革を実施。
 ・24時間営業の廃止
  → 元々は全店の内30%が24時間営業。8年かけて、ゼロにした。そもそも、一昔前と異なり、人は夜中に出歩かなくなった(家でスマホをしている)。
    データ上でも、深夜早朝の利用客の減少が確認できていた。
    また、深夜早朝に出てくれるスタッフを集めることに苦労していた。ちなみに、ここに空きがでると、店長や料理長が無理をしてフォローしていた。
    しかしながら、24時間営業をやめると7億円の売上がなくなることも分かっていた。
 ・元旦を含む店休日の設定
 ・従業員に7連休取得を推奨

成果


7億円が減るどころか、7億円が増収となった。
具体的には、ランチタイムとディナータイムの売上が上がった。
社長いわく、「同時期に投入した商品が当たったというのもあるが、早朝深夜のスタッフがランチやディナータイムに出るようになってくれたりで、スタッフのサービス品質が上がったのではないか」とのこと。
また、24時間営業をやめると店長等、スタッフのストレスが相当緩和された模様(ずっと空いている、というのはストレス。いつ電話があるか分からない)。
さらに、元旦休みは、スタッフが格別に喜んでくれた(初めて、元旦に初詣に行けた、等)とのこと。
皆、社長と会うと「ありがとうございます。その分、頑張ります。」と言ってくれるとのこと。

情報区分


見聞情報

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