ビジネス事例詳細


投稿日時:2019-07-28 06:46:00
成功事例

カテゴリー


業界共通 / 機能戦略・オペレーション改革 / 機能戦略(共通) / コスト削減(間接費等)

事例企業情報

業種


百貨店・量販店・専門店・その他の小売

企業名


株式会社ジンズ

企業規模


中堅企業(売上10億円~999億円)

事例情報

背景


約340の店舗を持っている中、事務用品や梱包資材といった間接材を6 つのシステムから調達しており、店舗スタッフに業務負荷がかかっていた。
6つのシステムを使うには、それぞれに異なるアカウントとパスワードが必要。発注時はもちろん、納期などを確認するにも別々にログインしなければならない。
また、本部側でも各システムのマスタメンテナンスに多くの工数をかけており、フランチャイズ店舗にメガネのメンテナンス資材を提供する業務は本部のスタッフが手作業で行っていた。

事例内容


コンサルティングファームに勧められ、2017年12月に「クラウド型間接材調達支援サービス」を導入。
背景箇所に記載の業務負荷を軽減する目的だけでなく、コスト削減*も目的とした。

*発注する間接材を店舗ごとに選定を任せていたため、品質や価格にバラつきが生じ余計な支出が発生しており、間接材の品目を統制すればコスト削減にもつながる可能性が高かった

利用システムの入り口を変えるだけのことだったので、予想よりもスムーズに移行できた。
現在は雑貨を扱う店舗や東京本社・前橋本社などの拠点も含め、国内で約380か所の間接材調達を一元化している。

成果


・店舗スタッフの発注にかかる手間や時間が軽減された
・店舗スタッフがいくつものアカウントとパスワードを管理しなければいけないストレスから解放された
・店舗スタッフが接客や他の業務に専念することができるようになった
・本部が、購買に関する価格や量を把握することでムダなコストが省けるようになり、間接材にかかる経費削減が実現できた
・どのような品質の間接材を、どの店舗がいくらでいくつ発注しているのかを把握できるようになり、今後どのようにコントロールすべきか、購買戦略も立てやすくなった
・購買情報がデータとして可視化された
・ITの維持、管理コストの削減ができた(これまでは大きな支出となっていた)

情報区分


見聞情報

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