ビジネス事例詳細


投稿日時:2019-07-29 10:33:00
成功事例

カテゴリー


業界共通 / 機能戦略・オペレーション改革 / 機能戦略(プロセス) / 物流・在庫管理 / 需給調整

事例企業情報

業種


スポーツ・レジャー用品

企業名


PUMA

企業規模


大企業(売上1,000億円以上)

事例情報

背景


スポーツライフスタイルビジネスではファッショントレンドや需要の季節変動を計画の早い段階で考慮する必要あり。
しかしながら、pumaは当時、計画アルゴリズムはオフラインで動作し、部門毎にもグローバルにも統合されていなかった。また、リアルタイムのデータを持たず、フォーキャストの精度も低かった。
結果として、品切れと剰余在庫を繰り返し、需要と供給のギャップを適正化出来ない状態が続いていた。

事例内容


統合された計画プロセスの導入が必要として、グローバルでのシステム再編成を進めた。
具体的には「BOARD」というツールを活用して、主には以下を実施した。

 ・主計画と各サブ計画まで全ての計画がシー ムレスに連携され、世界規模で計画プロセスを統合
  →ユーザーは、昼夜を問わずいつでも全ての計画の状況把握・管理ができる
  →需給計画は国別で作成されるが、PUMAの計画チームメンバーは全ての地域のサマリー情報を確認できる
 ・国ごとにマージン率の高い品目を割り出し、計画数量の推奨値を算出 
 ・利用可能な在庫、保留のサプライヤー注文、そして保留となっている販売注文等の最新データと、計画された総収益額に基づき需要を算出

成果


・全ての計画プロセスのエンドツーエンドの統合を実現
・計画の精度と信頼性が飛躍的に向上(計画の非効率により発生していたコストをほぼ削減)
・需要と供給を最適化

情報区分


見聞情報

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