ビジネス事例詳細


投稿日時:2019-05-06 20:26:00
成功事例

カテゴリー


業界共通 / 機能戦略・オペレーション改革 / 機能戦略(バックオフィス) / 総務 / ダイバーシティ化

事例企業情報

業種


百貨店・量販店・専門店・その他の小売

企業名


ローソン

企業規模


大企業(売上1,000億円以上)

事例情報

背景


男性の育児休職制度について、実際に利用されることは少なく、2013年度は誰も利用していなかった。

事例内容


2014年度から、以下2つを実施。
1. 男性社員が取得しやすい「短期間育児休職制度」を新設。子どもが生後3ヵ月の期間中に、5日間を上限として育児を目的とした休暇を有給特別休暇(特休)として取得できるという制度。希望者は上司の許可を得て、人事本部に「短期間育児休職申請書」を提出する。休職中の給与・賞与は全額支給。
2. 男性社員向けに「短期間育児休職制度」の啓蒙を目的として、「イクメンキャンペーン」を実施。
キャンペーンとして行ったことは二つで、一つ目は、取得促進ポスターの作成及び全事業所への掲示。社員全員に関心を持ってもらうため、キャッチコピーは全社員から募り、投票によって決定。二つ目は、制度を利用した男性社員の所属部署に、お祝いの品として生まれた子どもの名前が入った「どら焼き」一箱を贈呈。名前入りにすれば、「なぜ、この名前を付けたの」といった会話が生まれ、コミュニケーションが活発化するのではないかと考えた。

成果


2014年度は短期間育児休職制度の取得者23名・取得率16%、2015年度は取得者93名・取得率70%、2016年度は上期時点で取得率が85%。
また、2015年度上期に行った社内アンケート結果では、育児休職を取得した後の効果として「業務効率化の意識が高まった」という声が53.6%となった。

情報区分


見聞情報

コメント