ビジネス事例詳細


投稿日時:2019-08-22 18:26:19
失敗事例

カテゴリー


業界共通 / トレンド / 技術 / キャッシュレス決済

事例企業情報

業種


百貨店・量販店・専門店・その他の小売

企業名


株式会社セブン‐イレブン・ジャパン

企業規模


大企業(売上1,000億円以上)

事例情報

背景


キャッシュレス決済の流行

事例内容


2019年7月1日にQRコード決済システム「7pay(セブンペイ)」を開始したが、開始翌日から使用IDの乗っ取りによる
不正なアクセスが相次いだ。不正アクセスは、システム上、電話番号とメールアドレスの組み合わせが分かれば第三者によってパスワードが容易に変更される脆弱性によるものであった。
不正アクセスを受け、セブンイレブンは下記対応を実施。
・ユーザーからの不正利用報告が相次いだ7月2日はクレジットカード、デビットカードからの入金手続きのみを停止し、翌7月3日に全入金手続きを停止させた。
・同社は「脆弱性に問題はなかった」とシステム側の不備を認めず、不正アクセスへの対応に関して「遅くなったという認識はない」と語った。
・2019年8月、全国のセブンイレブン加盟店の店主に対し、顧客対応などで迷惑をかけた「おわび」として、クオカード1万円分を配ることを決めた。

成果


・2019年9月末にサービスを終了することとなった。
・7月11日17時時点で、不正利用があった利用者は1574人・被害額は約3240万円となった。

情報区分


見聞情報

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