ビジネス事例詳細


投稿日時:2019-08-22 19:29:04
成功事例

カテゴリー


業界共通 / トレンド / 社会 / 所得格差増大

事例企業情報

業種


運輸・物流・海運

企業名


九州旅客鉄道株式会社

企業規模


大企業(売上1,000億円以上)

事例情報

背景


・ローカル路線を多く抱えるJR九州の鉄道事業は会社の発足以来、営業赤字が続いていた。
・人口減少で利用者数が頭打ちとなっていた。
・自分なりの価値や満足が得られる「時間」や「体験」が重視される「コト消費」の風潮

事例内容


同社は収益改善のために観光客を九州に呼び込む戦略を展開。
1989年に博多と由布院を結ぶ「ゆふいんの森」の運行を開始して以降、展望スペースやビュッフェ、バーカウンターなどを備えた、乗ること自体を楽しむ観光列車を次々と投入し、最上級ランクである「ななつ星」を2013年10月に運行開始。
シニア層をターゲットとして、「料金は高くてもいいから上質な旅行をしたい」というニーズを掴んだ。
さらに、外国人スタッフを配置するなど、海外からの誘客にも力を入れた。

成果


一人あたり1泊40万円前後と高額にもかかわらず、2018年10月~2019年2月出発の予約倍率が平均9.4倍となっている。

情報区分


見聞情報

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